ボリビア タリハの水道や水問題について現地日本人女性に話をきいた

タリハはとても住みやすい街と聞いていましたが、本当にそうでした。

ここはぶどうの産地で、ワイナリーがたくさんあります。山並みが美しく、緑豊かで、よく整ったきれいな街です。

恐竜の化石が多数見つかっており、まだ地中に半分残されたままの場所を訪れることもできます。また、国立天文台があり、そこには日本製のプラネタリウムも隣接しています。

はい、行きました。感動のひとことです。

私は水道水を沸かしてます。料理する時のお水も水道水沸騰させて使っています。中には浄水器を設置しているお宅もあります。

地域によって差があります。田舎ですと、どれほど使っても毎月10ボリビアーノ(約160円)と固定の所もありますが、都市部でしたら100ボリビアーノ(約1600円)前後です。私の場合、家賃に含まれています。

タリハではそうですが、場所によっては難しい所（水道水を沸騰させても飲めない地域）もあります。

はい。田舎の区域では、雨が降ると水道水がかなり濁ります。澄んでいるように見える時でも沸かすとうっすらと砂が底に溜まります。また、サンタクルス県やベニ県の一部では水道水は苦くてしょっぱく、口に含んだ瞬間、すぐに吐き出したくなりました。

硬度はある資料ではtotal 500mg/L とありましたので、硬水です。タリハの水も日本のものと比べると、少し違和感はありますね。

大抵のお宅は常温のウォーターサーバー（簡易的なウォーターサーバー）があります。冷水・温水が出るというのはまだ見たことがありません。

主に宅配です。（お水は宅配してもらえる）

Agua Ricaというメーカの場合、まず20㍑のボトルとサーバーをセットで90ボリビアーノ(約1440円) で購入します。その後、ボトルは16ボリビアーノ(約250円) で交換します。宅配サービスは無料です。

タリハに来てからはまだありませんが、スクレという他県にいた時は、時々断水がありました。ポトシという標高の高い街では頻繁に断水になるので、どのお宅にも貯水用のタンクが置かれています。

タリハでも用意しているお宅もあります。水道水は一旦このタンクに溜まったものを使っています。断水になると、底をついてしまうので、それとは別に、大きなタンクに水をためておき、それを使います。

値段はお店によって少し異なりますが、Vitalという水がよく飲まれています。これは2013年に国際味覚審査機構(iTQi)で賞を獲得しています。サイズは色々あり、350ml 3bs(ボリビアーノ). 600ml 4bs. 1l/2l 6bs. 3l 7.5bs. 6.2l 15bs. です。味はクセが無く、おいしいです。

ボリビア料理は作らないですね。作ってごちそうして下さる方（ボリビアの現地の方）が多いです。

私が好きなのはソパ・デ・マニというピーナッツのスープです。とてもおいしいです。アルゼンチンのことはよく分からないのですが、アルファホールというお菓子や、ファクトゥーラというパンはアルゼンチンから来たものだと聞いたことがあります。

やはりおすすめはウユニ塩湖です。他にチチカカ湖もあります。鉱山のポトシ、低地ではアマゾンの色鮮やかな鳥や動物たちを見ることができます。

また、日本では味わえないフルーツを楽しむこともできます。この国は実に多様性に富んでいて魅力的です。県によって様々な民族、言語の人たちがいます。ぜひこの多様性を楽しんでいただきたいです。

本日はありがとうございました。